基本情報

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小沼 健

Onuma Takeshi


生年月

1978年06月

キーワード

発生遺伝学, オタマボヤ

メールアドレス

メールアドレス

性別

男性

所属組織 【 表示 / 非表示

  • 2012年04月01日 ~ 継続中,理学研究科 生物科学専攻,助教,専任

学歴 【 表示 / 非表示

北海道大学 理学部 生物科学科 卒業 2001年03月
北海道大学 理学研究科 生物科学専攻 修了 修士 2003年03月
北海道大学 理学研究科 生物科学専攻 修了 博士(理学) 2005年09月

職歴 【 表示 / 非表示

北海道大学 大学院理学研究科COE リサーチアシスタント 2003年04月 ~ 2004年03月
北海道大学 理学部ティーチングアシスタント 2003年04月 ~ 2004年03月
北海道大学 日本学術振興会特別研究員DC2 2004年04月 ~ 2005年09月
北海道大学 日本学術振興会特別研究員PD 2005年10月 ~ 2006年03月
九州大学 日本学術振興会特別研究員PD 2006年04月 ~ 2009年03月
ミシガン大学 日本学術振興会海外特別研究員 2009年04月 ~ 2011年03月
ミシガン大学 博士研究員 2011年04月 ~ 2012年03月
大阪大学 理学研究科 助教 2012年04月 ~ 継続中

研究内容・専門分野 【 表示 / 非表示

  • 「単純な体の脊索動物」オタマボヤをもちいた発生生物学

    オタマボヤは、我々ヒトを含む脊索動物に属しながら、単純な細胞構成、器官形成がわずか10時間であること、世代時間が5日と短いことなど、「線虫なみに単純な体を備える実験動物」として、多くの特性を持っています。私たちは研究室内での継代飼育が可能なワカレオタマボヤ(Oikopleura dioica) という種をもちいて、遺伝子工学・発生学の方法論を導入することにより、発生・器官形成機構を見いだすための新しいモデル脊索動物を開発することを目指しています。

    2012年から研究をスタートし、これまでに
    (1) 遺伝子の機能的スクリーニング法;
    (2) 発生のライブイメージング法;
    (3) ゲノムやトランスクリプトーム情報の構築;
    (4) より改良された組織学的手法の確立など、研究基盤の構築がだいぶ進みました。これらを土台に、おもしろい発生現象や生理機能の研究を進めている段階にあります。

    現在、以下のようなテーマを進めています(11/25/2019現在)。

    (1) 遺伝学的手法による、発生の制御遺伝子の解明
    ・動物で初めて見出した、DNAによる新しい遺伝子抑制現象(DNAi)のしくみ
    ・発生の時系列・空間特異的トランスクリプトーム情報の構築
    ・初期胚に局在する母性mRNAのスクリーニング:卵形成過程における動植軸の確立過程の解明
    ・細胞系譜にもとづく、組織運命限定に対応した遺伝子発現の解析(ホヤとの共通点・相違点を明らかにする)

    (2) 発生学的手法による、未踏の発生現象の解明
    ・2細胞期から開始する、新しい左右非対称形成のしくみ
    ・表皮の2Dパターンが細胞レベルで個体差なくできるしくみを細胞破壊実験により追跡する
    ・カドヘリンの遺伝子発現から幼生の器官形成・領域化の過程を探る
    ・外胚葉と内胚葉の上皮がつながり開口部ができるしくみ
    ・2Dの表皮シートからの分泌により、細胞外に3Dの摂餌フィルター(ハウス)を構築する原理
    ・単純な神経系と運動の発達・制御
    ・生殖巣の形成過程の解析

    (3) (1)(2)のため、さらに新しい研究技術を導入する試み
    ・Cas9/CRISPRの導入
    ・トランスジェニック個体の作成
    ・新しい分子プローブの導入

    これらに限定せず、独自の発想やアプローチを意識し、新たな研究領域の開拓を進めています。ご質問等ありましたら、遠慮なくご連絡ください。
    発生生物学関連,遺伝学関連,分子生物学関連

所属学会 【 表示 / 非表示

  • The North American Society of Comparative Endocrinology

  • The Endocrine Society

  • Society for Neuroscience

  • 日本発生生物学会

  • 日本下垂体研究会

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論文 【 表示 / 非表示

  • A chordate species lacking Nodal utilizes calcium oscillation and Bmp for left-right patterning.,Onuma TA*, Hayashi M, Gyojya F, Kishi K, Wang K and Nishida H.,Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America.,in press,2020年02月,学術論文

  • Protein phosphatase 2A is essential to maintain meiotic arrest, and to prevent Ca2+ burst at spawning and eventual parthenogenesis in the larvacean Oikopleura dioica. ,Matsuo M*, Onuma TA, Omotezako T and Nishida N,Developmental Biology.,in press,2019年12月,学術論文

  • ANISEED 2019: 4D exploration of genetic data for an extended range of tunicates.,Dardaillon J, Dauga D, Simion P, Faure E, Onuma TA, DeBiasse M, Louis A, Nitta K, Naville M, Besnardeau L, Reeves W, Wang K, Fagotto M, Guéroult-Bellone M, Fujiwara S, Dumollard R, Veeman M, Volff JN, Roest Crollius H, Douzery E, Ryan J, Davidson B, Nishida H, Dantec C* and Lemaire P*,Nucleic Acids Research,in press,2019年10月,学術論文

  • Mother-to-embryo vitellogenin transport in a viviparous teleost Xenotoca eiseni.,Iida A*, Arai HN, Someya Y, Inokuchi M, Onuma TA, Yokoi H, Suzuki T, Hondo E and Sano K.,Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America,116 (44): 22359-22365.,2019年10月,学術論文

  • 母性因子の大規模な機能的スクリーニングを可能にする新しい脊索動物.,小沼健, 松尾正樹,Medical Science Digest,6: 42-43.,2019年06月,解説・総説

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 第3回モデル生物丸ごと一匹学会 優秀発表賞,小沼健、岸香苗、表迫竜也、西田宏記,モデル生物丸ごと一匹学会,2013年09月

  • Endo 2010: The 92th Annual Society and Expo (The Endocrine Society Outstanding Abstract Award),Onuma TA, Ding Y., Zohar Y., Ando H., Duan C.,The Endocrine Society,2010年06月

  • 2009年度日本動物学会論文賞 (Zoological Science Award 2009),Furukuma S, Onuma T, Swanson P, Luo Q, Koide N, Okada H, Urano A, Ando H,The Zoological Society of Japan,2008年01月

  • 第31回日本比較内分泌学会 最優秀発表賞  ,古熊俊治, 小沼健, 浦野明央, 安東宏徳.,日本比較内分泌学会,2006年11月

  • 第15回国際比較内分泌学会 若手研究者ポスター最優秀賞 ,Onuma T, Hu W, Sato S, Jodo A, Davis N, Ando H, Moriya S, Ban M, Fukuwaka M, Urano A.,The International Federation of Comparative Endocrinological Societies,2005年05月

報道 【 表示 / 非表示

  • 多細胞動物におけるDNAiクラブ,ザ サイエンティスト,2015年07月

  • たんぱく合成DNAが阻害,読売新聞,2015年06月